男と女の「トキメキスイッチ」違いがわかれば恋は長続き
さて、先日の婚外恋愛「ときめき」ってどこからやってくる?で、男も女もトキメキを求めているけど、感じ方や見え方が違うという話をしました。
「もう!なんにもわかってないんだから!」と女性が思っているかもしれませんが、男性にとって見れば「わかってるけど特に今言うことではない」とか、「知ってるけどそれどころじゃない」ということなのですね。
一事が万事そんなスレ違いなので、長く一緒にいればいるほど溝が深まってしまう場合も。
よくある熟年離婚なんかも、旦那にとって見れば青天の霹靂で、女房にとって見れば「ずっと考えていたこと」なわけです。
そんなスレ違いは、実は「トキメキスイッチ」の違いによります。
男性と女性では、トキメキの感じ方も時間間隔も違うのです。
例えば、メール。
女性は「愛情はメールの回数」とする傾向があります。
なので、彼氏からメールが来ないと不安になります。もう3日もメールがないと「浮気してるんじゃないか」とかなってきて、ついには「もう彼にはわたしは必要ないんだわ」とか、ぐるぐる回って、いよいよ勇気をもって自分から送ったメールの文面は
「もう待っているのは疲れたから別れたい」
となってしまったりします。
そんなメールをもらった彼氏の方は
「はあ??なんで????」となって、一体全体何があったのか、ということになってしまい、問いただすと「もう、いいの」とか自己完結してるし、で、別れなくても良いのに別れる、ということになりがちです。
これは、男性の方は「愛情はメールの回数」ではなく、純粋に「どれだけ思っているか」「どれだけ守るか」なので、目に見えませんし、「言わなくてもわかるだろ」と思っています。
つまり、回数で愛情を計るという考えがないため、なぜメールがないだけで別れに至るのかが想像できないというわけです。
往々にしてあるのが、時間で動く感情。遠距離恋愛はここで継続と別れが決まります。
女性は、愛を態度や回数、言葉や触れ合いで確かめたいので、やはり逢う回数を重視します。
逢えば逢うほど、愛情も深くなり、好きになるのです。
反対に言うと、会えない日々が続くと、愛情が冷めます。
回数が単純に少ないので、「愛がないんだな」と判断するわけです。幸せホルモンのエンドルフィンも出ませんので、幸せと感じにくくなり、冷めるわけです。
しかし、男性の方は、会えない日々が続いたほうが燃えます。
間隔が開けば開くほど、会いたくて仕方が無くなります。
そんなわけで、仕事が忙しくてほったらかしにされてしまっていると、女性の方は冷めてきます。
ましてやメールも電話もないとなると、頭のなかで勝手に諦めの思考回路になってきます。
男性の方はというと、仕事の時は仕事のことでいっぱいですが、気づけばもう随分会っていないことに気づきます。
会いたくなって、電話したりメールしたりすると、時既に遅しということで、She’s gone。
別れなくてもいいのに、別れることになってしまうのです。
恋を長続きさせる秘訣は、「幸せ」と感じられる事柄を多くすること。
心がつながっているという実感があれば、女性は逢えなくてもしあわせでいられます。
違いを理解していれば、いらないことでぐるぐる悩まずに済みますので、たまにメールをしてきてくれたりすると、「よくやった!」と幸せになれます。
また、そういうもんだとわかっていれば、「メールしてくれてうれしい」「会えて嬉しい」と素直に伝えることが良いことだとわかります。
もともと理解の範疇外なのですから、そこはちゃんと教えればよいのです。
ところで、男性の理想の女性像は大人になるに従って、肉体的欲求を満たすものから精神的部分が重要になり、尊敬や知的という要素の割合が増えます。
でも、やっぱり見た目は重要で、ひと目で「ないわー」と思ったら、その後は二度と恋愛感情に移行することはないそうです。
女性はいくつになっても、見た目も中身も磨かねばならないのです。
女性が切磋琢磨して美しくなるのは、そういうことを本能的に知っているからなのです。
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